素材+微粒子化+分散安定化=素材の能力を最大限に活かした分散液
御国色素が誇る独自の技術
それは「微粒子化技術・分散安定化技術」です。
顔料のすぐれた特性や機能性をフルに引き出す技術として
御国色素が開発した「微粒子化技術・分散安定化技術」は
印刷インクなどの着色用途のみならず、幅広い分野で必要とされる重要な技術なのです。
●分散とは?
"分散処理"は着色剤の製造に欠かせない技術です。
色づけに用いられる色の素「顔料」は、粉状で凝集した状態で存在します。
ゆえに、そのままでは顔料を着色したいものに均一に拡散させる事が難しく、
顔料が本来持っている着色力や鮮明な発色が期待できません。
そこで分散処理が必要となるのです。
御国色素が開発したのは、
粒子を超微粒子化させ、安定的に分散させる技術。
塗料、インク、筆記具、紙、プラスチック、布、建材、電気製品、電子材料などの分野で、
難分散機能素材を分散させることで
素材の機能を十分に引き出せるようにする重要な技術です。
●微粒子化とは?
難分散機能素材の前処理として"微粒子化"することで、
より均一した分散が可能となり、
その素材を使いやすくすると同時に、機能も最大限に発揮させることができます。
御国色素は、「微粒子化技術・分散安定化技術」を
「ミクロンからナノの世界へ」と進化させ
粒子同士の結合を防ぐ独自の技術を開発
顔料は粒子を細かくすると互いがくっつきやすくなるという性質があります。
つまり粒子の表面を改質して、結合を防ぐ特別な技術が必要になります。
御国色素では研究開発の積み重ねによって、粒子同士の結合を防ぐ技術を開発。
さらに独創的な技術を確立しました。
これにより、最先端分野のニーズにもタイムリーに応えることができるのです。
御国色素は、東京大学との産学共同開発をはじめ、他分野との積極的な交流を図り、
次世代の「微粒子化技術・分散安定化技術」開発のための研究に取り組んでいます。